スマートフォンをどれだけ使っても、緑内障が進むことはありません。よく心配される「ブルーライト」についても、緑内障を進める心配はいりません。緑内障を理由に、スマホの使用を我慢する必要はありません。
- スマホの使いすぎで緑内障が進むのか
- ブルーライトの心配について
- 目の疲れと緑内障の進行は別のものであること
- 快適にスマホを使うための工夫
スマホの使いすぎで緑内障は進みません
「スマホを見すぎると、目に悪いのでは」「緑内障が進んでしまうのでは」と心配される方は少なくありません。スマホが生活に欠かせない今、気になるのは当然だと思います。
しかし、ご安心ください。スマホをどれだけ長く使っても、そのことで緑内障が進行することはありません。緑内障の進行に関わるのは目の中の圧力(眼圧)などであり、スマホを「見る時間の長さ」とは関係がないからです。目は、使えば使うほどすり減る、というものではありません。
ブルーライトの心配について
スマホというと、「ブルーライトが目に悪い」という話を耳にして、心配されている方も多いと思います。
結論から言うと、ふだん使っているスマホやパソコン、LED照明などから出るブルーライトによって、緑内障が進行するという心配はいりません。「ブルーライトが緑内障を進める」という証拠は、今のところ確認されていないのです。ですから、緑内障の予防や進行を抑える目的で、ブルーライトカットの眼鏡を用意する必要は特にありません。
目の疲れと緑内障の進行は別のもの
もちろん、スマホを長時間見続ければ、目が疲れたり、かすんだり、しょぼしょぼしたりすることはあります。しかし、これはスマホをよく使う人なら誰にでも起こる一時的な「目の疲れ」であって、緑内障が進行しているサインではありません。
目の疲れは、少し画面から目を離して休めば、自然に回復します。「目が疲れた」ことを「緑内障が悪くなった」と結びつけて心配する必要はありません。
快適にスマホを使うための工夫
緑内障とは関係なく、スマホを快適に使うために、次のような工夫をすると目の疲れを減らせます。
- 画面の明るさを調整する ―― 周囲の明るさに合わせ、明るすぎない画面にすると目が楽になります。
- 文字サイズを大きめにする ―― 小さい文字を無理に見続けると疲れやすくなります。読みやすい大きさに設定しましょう。
- ときどき目を休める ―― 長時間続けて見るときは、時々画面から目を離し、遠くを見て目を休めましょう。
これらはあくまで「快適に使うため」の工夫であり、緑内障の進行を防ぐためのものではありません。気楽に取り入れてみてください。
まとめ
- スマホをどれだけ使っても、緑内障が進むことはない
- ふだん使うスマホのブルーライトで緑内障が進む心配はない
- 緑内障予防の目的でブルーライトカット眼鏡を用意する必要はない
- 目の疲れは一時的なもので、緑内障の進行とは別のもの
- 大切なのは、目を使う量よりも、定期検査と治療の継続

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