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緑内障と読書 ―― 本を読むと目に悪い?

この記事の結論

緑内障と診断されても、多くの運動はこれまで通り続けて問題ありません。むしろ、ウォーキングなどの適度な運動の後には眼圧が一時的に下がることが研究で報告されており、体の健康や気分転換の面でも運動は勧められます。ただし、頭を下げる姿勢や強く息を止める動作を伴う運動は、一時的に眼圧を上げる可能性があるため、意識しておくと安心です。

この記事でわかること
  • 緑内障と診断された後も運動を続けてよいか
  • 運動と眼圧の関係について研究でわかっていること
  • 勧められる運動の例
  • 少し意識した方がよい運動の例
  • 判断に迷ったときの考え方

緑内障と診断されても、運動は続けてよい

「緑内障になったら、運動は控えた方がよいのでは」と心配される方がいますが、ほとんどの場合、その必要はありません。ウォーキングやジョギング、水泳といった一般的な運動は、これまで通り続けていただいて大丈夫です。

運動には、体力の維持、生活習慣病の予防、気分転換やストレスの軽減など、多くのメリットがあります。緑内障と長く付き合っていくうえでも、心と体の健康を保つことはとても大切です。

運動と眼圧の関係 ―― 研究でわかっていること

緑内障の進行に深く関わるのが「眼圧」です。実は、運動と眼圧の関係については多くの研究が行われており、ウォーキングなどの有酸素運動や、適度な筋力トレーニングの後には、眼圧が一時的に下がることが報告されています。

ただし、この眼圧の低下は運動後の一時的なものが中心で、運動を長く続けることで眼圧が下がり続けるかどうかについては、まだ研究の途上です。「運動は眼圧に良い影響を与える可能性がある」という段階だと考えておくとよいでしょう。

大切なお願い

運動で眼圧が一時的に下がるとしても、運動が点眼薬などの治療の代わりになるわけではありません。運動を理由に、自己判断で点眼薬を減らしたりやめたりしないでください。

勧められる運動

ウォーキング・軽いジョギング

手軽に始められ、続けやすい運動です。研究でも、この種の有酸素運動の後に眼圧が下がることが報告されています。

水泳・水中ウォーキング

全身を使う有酸素運動で、膝や腰への負担も少ない運動です。

サイクリング・軽い筋力トレーニング

適度な負荷の運動であれば、問題なく続けられます。無理のない範囲で行いましょう。

少し意識した方がよい運動

一方で、次のような動作を伴う運動は、一時的に眼圧を上げる可能性があることが知られています。これらの運動を日常的に行っている方は、続け方について主治医に相談してください。

頭を心臓より低くする姿勢

逆立ちや、ヨガの一部のポーズ(頭を下にして長く保つもの)などは、姿勢によって眼圧が上がることが報告されています。

強く息を止めて力む動作

高重量のウェイトトレーニングなど、息を止めて強く力む動作は、一時的に眼圧を上げる可能性があります。重量を抑え、呼吸を止めずに行うことで負担を減らせます。

金管楽器の強い吹奏

運動ではありませんが、トランペットなどを強く吹く動作も、息を強く止めて力む動作と似た影響があることが報告されています。趣味で続けている方は、担当医に伝えておくとよいでしょう。

判断に迷ったら

ここでご紹介したのは一般的な目安です。緑内障の進行の程度や治療の状況によって、注意すべき点は一人ひとり異なります。競技スポーツをしている方、特定の運動を日常的に行っている方は、その内容を担当医に伝え、続けてよいか確認しておくと安心です。

大切なのは、運動を必要以上に怖がって生活の楽しみを減らしてしまわないことです。多くの運動は問題なく続けられますので、迷ったときは遠慮なく相談してください。

よくある質問

Q. 運動で眼圧が下がるなら、点眼薬をやめてもよいですか?

A. いいえ。運動による眼圧の低下は一時的なものが中心で、治療の代わりにはなりません。点眼薬は必ず続けたうえで、運動は健康維持のためにプラスする、という考え方が大切です。

Q. ジムでの筋トレは続けてもよいですか?

A. 適度な負荷であれば、多くの場合問題ありません。ただし、息を止めて強く力むような高重量のトレーニングは眼圧を一時的に上げる可能性があるため、呼吸を止めない、無理な重量を扱わないといった工夫をするとよいでしょう。心配な場合は担当医に確認してください。

Q. ヨガはやめた方がよいですか?

A. ヨガ全体をやめる必要はありません。ただし、頭を心臓より低くして長く保つポーズは眼圧を上げることが報告されているため、そうしたポーズを避ける、または短時間にとどめるといった工夫をおすすめします。

まとめ

  • 緑内障と診断されても、ほとんどの運動はこれまで通り続けてよい
  • 有酸素運動などの後には眼圧が一時的に下がることが研究で報告されている
  • ただし運動は治療の代わりにはならず、点眼薬は必ず続ける
  • 頭を下げる姿勢や、息を止めて強く力む動作には少し注意
  • 競技スポーツや特定の運動習慣がある場合は担当医に相談を

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