書名:COMPANY SLAVE カンパニースレイブ〈労働〉に自分のすべてを売り渡す前に
著者:大田比路(おおた ひろ)
結論:国家や会社、学校が説く「努力」や「競争」、「やりがい」と言った虚構に満ちた言葉を鵜呑みにしても意味がない。
考察:日本の公教育では労働について教わる機会に乏しく、私たちは何の疑問も持たず「社畜」になりがちだ。まずは知ることが変化を起こすきっかけになると思う。本書は労働とはなにかについて推論する手助けをしてくれる。繰り返しになるが、まずは知ること。それが、自分の人生を他人や会社、組織に売り渡すことを拒み、人間らしく生きるための武器になるだろう。
- 大田比路. COMPANY SLAVE〈労働〉に自分のすべてを売り渡す前に. 旬報社, 2021, 271p
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